世間をにぎわせた“あれ”!睡眠とてんかんの関係性と原因に迫る

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一時期交通事故のニュースでも、その原因に関してある病気が関係しており世間をにぎわせたことを覚えていますか?

今でも時々ニュースで報道されていますね。その病名は「てんかん」といいます。

てんかんはニュースを見てその言葉を聞くまで私もまったく聞いたことがありませんでしたのでニュースを見て以降自分は大丈夫だろうかと怖くなり様々な文献や資料などを読み漁り必死に勉強しました。また、てんかんで免許を返納する必要があったり、免許更新時でもてんかんの人は医師の診断書が必要になることもニュースを見て知りました。

てんかんといえば、主な症状に意識の消失があげられますが、手足の硬直や手足の痙攣などもてんかんの症状として挙げられています。今回はそんなてんかんと睡眠に関するお話をしていきたいと思います。

意識の消失といえば、てんかんではありませんが私も学生時代友人からこんな話を聞いたことがあります。

それは彼が中学生の頃、当時彼は生徒会長をしており柔道部のキャプテンでもありました。

彼のいた学校はやんちゃな人が多くて小競り合いが絶えない日々。正義感の強い彼は何とかしようと学校の巡回を始めます。そんなある日、また学生同士の小競り合いに遭遇しました。しかも体育館の裏という漫画やドラマでしかないようなシチュエーションです。

彼はすぐに喧嘩を止めようとしました。が、その瞬間パイプ椅子で後頭部を殴られたのです。彼はそのまま意識を失いそのまま放置されていたそうです。そんな彼も高校生になり新しく発足した部活でキャプテンとして活躍する日々、夏休みには気合を入れてスキンヘッドにしたそうですが、もちろん、校則違反。笑

皆さんも喧嘩をしたり、場所を体育館の裏にするのは構いませんが、パイプ椅子で殴ったりスキンヘッドにすることは絶対にやめましょう!笑

 

睡眠中にてんかん発作が起こる!?

さて、パイプ椅子で殴られたスキンヘッドの少年の事は忘れて、本題に移りましょう。

てんかんは主に日中の活動中(仕事中や運動中、運転中など)に意識の消失や手足の痙攣などを引き起こすと思われがちですが、実は睡眠時にもてんかんの発作が起こっている場合があります。「睡眠てんかん」と呼ばれ入眠時や起床直後に発作が起こるものがあるのです。

睡眠てんかんの主な症状は手足の痙攣ですが、その他にも睡眠からの突然の覚醒、下を噛む、舌なめずりをする、尿失禁などがあげられています。

睡眠てんかんの厄介なところは、てんかんの発作が起こっている間本人にはその記憶などがなく、さらに睡眠中ですのでてんかんを患っているということが判明するまでに時間がかかったり医師の診断が遅れる場合があります。

また、睡眠てんかんは睡眠時遊行症(夢遊病)や睡眠時無呼吸症候群と誤診されることもあるため発覚が遅れてしまうことがあります。

てんかん患者の約30%は睡眠中にもてんかんの発作を起こすことがあるようですが、年々睡眠てんかんは減少しています。近年では抗てんかん薬の進歩により発作が軽くなったり抑えられたりしていることが減少の大きな要因のようです。

 

てんかんかな?っと思ったら

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もし、自分がてんかんの発作を起こしているかもしれない、家族から睡眠中の様子がおかしいと指摘されたときは、専門の医療機関にて一度診断を受けることが望ましいでしょう。

てんかんの症状によって受診する科が変わってきますが、基本的には小児の患者である場合は小児科(特に小児神経科)、成人の場合はまず神経内科に行けば検査はできます。

しかし、てんかんの症状によっては精神科や脳外科を受診することになります。

てんかんの原因は先天的なものや後天的なものがあります。先天的なてんかん(体質により体が痙攣しやすい人)の場合は神経内科でよいかもしれませんが、後天的な場合(脳出血や脳梗塞など脳に傷がつく可能性のあるもの)は脳外科を受診すると検査から治療までがスムーズに行えます。

てんかんの可能性があるがこれまでに脳出血や脳梗塞を患ったことがない人は先天的脳梗塞など脳の病気を患ったことがある人は脳外科、と覚えておけば悩まなくて済むかもしれません。

 

 

正しい予防法でてんかんの発作を抑制しよう

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ここまでてんかんの症状、睡眠てんかんについて、てんかんの疑いがある場合についてを説明してきました。最後にてんかんの発作予防法について説明していきます。

てんかんと診断されると必ず抗てんかん薬が処方されるはずです。基本中の基本ですが、処方された薬はしっかりと用法・用量を守って最後まで服用しましょう。現在の抗てんかん薬は発作をほとんど起こさないほどよく効きます。薬を飲み始めて発作がなくなったからと言って途中で飲むことをやめるのは絶対にやめましょう。

また、睡眠不足や体調不良もてんかんの発作を引き起こす大きな要因です。仕事が忙しいからと頑張りすぎていてはいつまでたってもよくなりませんし薬が優秀だからと過信して無理をしていては体がもちません。日常生活にはしっかりとメリハリをつけて正しい生活習慣で毎日を過ごしましょう。

てんかんは突然発作が起こる場合が多いですが、人によっては頭痛や吐き気などてんかん発作の前兆がある人もいるようです。前兆がある人はてんかんの発作が起きる前に体中にグッと力を入れると発作が起こらないといわれています。

力を入れることにより体が緊張状態となるため発作を引き起こす異常な電気信号が脳から発せられなくなり発作を抑えることができます。

 

てんかんは先天的な場合を除くと脳に損傷や障害を引き起こした場合が原因となることがほとんどです。

日頃から頭部にけがを負わないような安全の確保、脳出血や脳梗塞を引き起こさないようにするための正しい生活習慣を心がけていればそうそうてんかんの発作は起こらないでしょう。しかし、慢性的な睡眠不足や偏った栄養、運動不足など生活習慣が乱れていればそれだけてんかんのリスクは高まります

てんかんにならないように毎日の生活を今一度見直して正しい生活習慣を身につけましょう!!

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