決して他人事ではない!!!睡眠から見た血糖値の話

睡眠1

暑くて寝苦しい日々が続いていますが、みなさんはちゃんと睡眠がとれていますか?

睡眠だけではなく暑くて食欲も落ちている、という人もそろそろ出てきているのではないでしょうか。夏を本番前にしてすでに猛暑日となっているところもあるようですね。

今のうちからしっかりと睡眠、栄養を取って夏バテにならないように、元気に暑い夏を乗り切れるように今のうちから体の調子を整えていきましょう!

さて、睡眠不足は現代ではもはや当たり前のようにささやかれている言葉ですが、みなさんは睡眠不足を少し甘く見ていたりはしませんか?

睡眠不足になったら翌日の仕事や活動に支障が出ているのだから甘く見ているわけないだろう、という人はたくさんいらっしゃると思います。

では、睡眠不足が長い間慢性的に続くとどうなるか知っていますか?翌日に響くだけで長期的には問題ないと感じている人はいませんか?

睡眠が血糖値に関係していると知っている人はあまりいらっしゃらないかと思います。

今回は睡眠と血糖値に関するお話をしたいと思います。血糖値といえば糖尿病ですね。糖尿病になってしまったら自分のしたいことができなくなりますし、食べることが大好きな人は強制的な食事制限が待っています。また、インスリン注射も必要になってくる場合があり人によっては笑えないレベルで行動が制限されてしまったり、出かけるのが億劫になってしまう場合がありますので、糖尿病にはなりたくないものです。

今回は糖尿病のリスクを抑えるための秘訣やちょっとした豆知識についてもお話ししたいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

血糖値のアクセル・ブレーキとなっているものが存在する

睡眠2

まずは、血糖値にはアクセル・ブレーキとなる存在があることについてお話をしたいと思います。いきなりそんな話をされてもなんのこっちゃ分かりませんよね。笑

詳しくお話をすると、血糖値のブレーキとなる存在、つまり血糖値を下げる役割を持つ物質と、血糖値のアクセルとなり、上げる役割を持つ物質があるのです。

血糖値を下げる役割を持つ物質が有名なインスリンです。糖尿病の方が血糖値が高くなった時の注射と同じ名前ですね。こちらのインスリンはほとんどの方が名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。役割は先ほどお話しした通り、血糖値を下げる役割があります。これが血糖値のブレーキです。

インスリンは食事をして血糖値が上昇すると分泌されて、血糖値を一定に保つ役割を果たしてくれています。しかしインスリンの分泌量が低下したりインスリンが効果的に働いてくれないと血糖値はかなり上昇してしまいます。これが糖尿病といわれる状態です。

一方で血糖値を上げる役割をしてくれるのがノルアドレナリンです。

ノルアドレナリンが分泌されることで血糖値が上昇します。ちなみにノルアドレナリンは私たちが活動している間(起きているとき)に分泌されます。ノルアドレナリンが分泌されることで食事から摂取した糖を運びエネルギーとして活用できるのです。

しかし、ノルアドレナリンが分泌される量が少ない場合は血糖値が低い状態となってしまいます。これを低血糖症といいます。

ノルアドレナリンが分泌されなければ確かに血糖値は上がらずに糖尿病にはならないかもしれませんが、分泌されないことで低血糖症になってしまいます。

車のアクセル・ブレーキと同様にバランスよく作用することで健康的な活動をすることができるのです。

 

睡眠不足が血糖値を上昇させる

ノルアドレナリンが活動中に分泌されるということをお話ししましたが、この件が睡眠不足と大きく関わってきます。

ノルアドレナリンは起きているときに分泌され、寝ているときには分泌量が減少します。

分泌量が低下することにより血糖値も低下して正常な状態を保っているのですが、睡眠不足になると本来寝ている時間になってもノルアドレナリンが分泌され続け、血糖値の高い状態が続いてしまいます。このことを夜間高血糖といいます。

夜間もノルアドレナリンが分泌されて血糖値が高い状態が続くということは血糖値を一定に保つためのインスリンも同じように分泌されて高血糖とならないように働きます。

この状態が長く続いてしまうとインスリンを分泌する膵臓が疲弊していずれインスリンが正常に分泌されなくなります。インスリンが分泌されなければ血糖値は上昇し糖尿病を発症してしまうのです。これが睡眠不足から糖尿病になるメカニズムです。

また、夜間高血糖は一時的なものではなく長い間続くので、寝不足が慢性的になればなるほど糖尿病のリスクは高くなっていくのです。

たかが睡眠、されど睡眠です。しっかりと8時間程度は睡眠をとりましょう。

 

自分は大丈夫かな?と心配になったら

糖尿病、日本では患者数がかなり多いことで有名ですね。肥満や遺伝が原因と言われてきましたが、睡眠不足も関係していると知っていた人はあまり多くないのではないでしょうか。特に中年や年配の方は糖尿病にならないように気を付けていることだと思います。

自分が糖尿病になっていないか、血糖値が高くなっていないかなどは健康診断や病院で血液検査を受診することで確認できます。しかし現在では簡単に糖尿の検査ができるようになっていることをご存知ですか?

ドラッグストアに行くと検査薬や検査キットが販売していますので、病院に行くのがちょっと不安な人や糖尿が少し気になるな、と思った人はドラッグストアで検査キットを購入して自宅で簡単に検査をしてみてください。検査キットには詳細な検査方法も記載されていますが、方法をかなり簡単に説明すると、妊娠検査薬と使用方法は同じです、はい。笑

つまり、自分の尿を検査キットに採取してしばらく待てば検査結果が分かるというかなりお手軽なものなのです。最近ではどのドラッグストアにも基本的においてあるはずなので店員さんに訪ねてキットを購入して検査してみてください。

 

糖尿病を予防してずっと健康な体を

睡眠3

最後になりますが、糖尿病になるといろいろな制限があります。

まずは食事制限です。糖の取りすぎで血糖値が上昇してしまうため食事制限は必ず治療の一環として医師から告げられるでしょう。さらにインスリン注射も必要になってきます。

糖尿病を患った人から話を聞くと、周囲の友人に糖尿病だと知られたくないため人づきあいが悪くなった、気を使われたくないために外食が億劫になった、インスリン注射を人前でしたくないから遠出や旅行に出かけることがなくなったなど、自分の楽しみなことが制限されたりし辛くなったという声をたくさん聞きます。

糖尿病を予防するには規則正しい生活、しっかりとした睡眠時間の確保適度な運動、バランスの取れた食生活が必要不可欠です。自分は大丈夫、自分には関係ないことだと思わないでください。

日本の糖尿病患者数は世界9位で11人に1人が糖尿病だといわれています。

決して他人事ではないのです。明日は我が身と思い今の生活リズムをもう一度見直してみてください。

食事が多い、摂取カロリーが大幅に超えている人は食事内容を見直してください。日ごろ運動していない人は簡単なストレッチからでもよいので運動する習慣をつけてください。

睡眠時間が短い人、十分な睡眠時間を確保してください。睡眠不足を甘く見ていると将来手痛いしっぺ返しが来ます。

自分がお年寄りになっても、写真のように孫と一緒に運動できるような元気で活発なお年寄りとなれるように若い今のうちからしっかりとした生活リズムで元気に過ごしましょう!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)